2018/07/14 17:01
毎度**1200度以上の高温で焼き上げる陶磁器は、窯の中で重ねて焼くことは出来ません!
そこで、1200度強の温度に耐えられる板の上に、作品を並べ焼き上げるのです!
私がメインで作っている、オリベや・ビードロの焼き物の上薬は、オリベ釉・ビードロ釉と呼ばれるもので、高温になると流れる釉薬なのです!
その為、棚板にしばしば流れた釉薬の一部がガラス状にくっ付き、次に焼くときに支障が生じます!
ちょこちょこ溜まったガラス状のものを、金槌で落とし使用しています!
しかし一年くらいすると、板の表面に塗ってあるアルミナという(板と作品がくっ付かない成分)金属塗料が剥がれ使いにくくなります!
今回は、そのアルミナ塗料を金属ブラシで取り、アルミナをコーテングする作業です!
この棚板は、一枚2キロ程あり30枚以上の掃除はかなり重労働ですが、綺麗になった棚板で作品を焼くのは気持がいいものです!!
来週は、綺麗になった棚板でオリベを焼くぞ!!